2021.08.13の戒め
2021年8月13日は19時から供給が絶えなかった。
オオカミ少年では子供相手に煽るジェシーちゃんと、先輩の表情を見抜く樹ちゃん。
沸騰ワードでは、第4回目となるCD出る度山登る系アイドルのきょもと、それをスタジオでニコニコ見守る慎太郎。
身内感を前面に出してコメントする慎太郎で奇声上げた。きょもしん…
そして金スマ。
やるつもりないんじゃ?と思ってたけど、半年経ってようや放送された後半部分。前半は普通に面白いバラエティとして終わったので、正直心構えが甘かった。
中居くんのアイドル論…
自らの経験と、周囲を見てきた数からしての説得力があり、含蓄のある貴重な話だった。
SixTONESに話してくれたことが本当にありがたいことだと思う。
オタクだって心に留めるべき話だった。
忘れないよう、戒めとして、残したい。
中居くんへ質問したいことは?というコーナーにて。
(要約・ニュアンスの部分あります)
Q.グループとして成功する方法は?(松村)
個々の個性を大事にしつつ、グループとしてきちんとしていたSMAPのようになるのはどうか?どうすればいいか?
A.
個々を大事にしていくのはやったほうが良い。
芸能界でやっていくスタートラインにはまだ立っていないと思う。8年くらいしてからではないか。
今の、1位の記録を持ってキャーキャー言われている間にどれだけ武器を磨けるか。
最初はプロダクションとかレコード会社、タイミングがポンと山頂に連れて行ってくれてる。そこで山頂の景色を見る。
しかし、次の山に登るとき、どんな準備をすればいいのかを教わらずに山頂に着いたことは忘れてはいけない。
スタートラインにすら立っていない、なかなか厳しいお言葉だなと思ったけど、その通りなんだろうなという悔しさもある。
確かに話題性を高めるための、新人賞の取るための売り方をされたと思う。
本人達に実力があれど、ファンが数字を押し上げど、そこに大人の色々な思惑があって進められていくのも事実。
今から彼ら自身で山を登らなくてはならないけれど、その山は用意された山でもあるから本当の勝負はまだ先なのかもしれない。
それでも、SixTONESのやりたいことを一緒に考えてくれつつ、自分達で答えを出させ、足りない知識とヒントは与えてくれるSONYがついてくれていることは心強い。
なにより、本人たちが妥協せず、謙虚な姿勢をもってして物事に取り組む人たちなので、いつか自分たちで見つけた山の頂上の景色を見せてくれると信じられる。
Q.SixTONESをプロデュースするなら?(髙地)
A.
ダンスやパフォーマンスのクオリティは高いが、利き手と利き手じゃない手の差があるのではないか?利き手は器用に踊れるが、利き手ではない方は利き手ほど器用に動かせていない。
日常生活でスマホを弄るときに意識して左手を使うようにすれば?
ダンスにそれほどの知識があるわけではないので、これは目から鱗というか、ただ感嘆した。なるほどなぁ。
極力ヘッドセットを使わないとなると、ほとんど常に左手にマイクがあるわけだし…。面白い視点だなと思った。
Q.6人グループで必要な役割は?(田中)
A.
全員バラバラの方がいい。
個人のスポットライトが浴びれる時期はそれぞれ別で、5番目、6番目の人もいる。
それでも、SixTONESというグループが常にトップであれば遅れていても目立たない。
際立つことと浮くことは別であり、際立たせるために周りがいるのはいいけど、浮くのはギクシャクする。
自分の順番が来るまでは、脚光を浴びてる人を盛り上げて、グループとして上に居続けることが大切。
これはもう本当にその通りとしか言えない。
個人個人の目立ち方に差があれど、グループとして上にいなければ目立っている1人にすら注目は集まらないわけで。
SixTONESの話を受け止める姿勢であるとか、そういうものを含めて話してもいいかと思ってくれたのかもしれないけど、含蓄のある話を聞けたことがSixTONESの糧になればいいな…
それに、8年の話。
嵐だと07年にあたるよね、なんて言ってる人も見かけて、その時代に嵐のオタクをやっていたと身としては思い返して複雑な気持ちを抱えたりもして。
SixTONESはteam SixTONESが盛り上げて結果に繋げてきたことが多いから尚更なんだけど、彼らが彼らだけの力でやっていける訳ではないのと同時に、ファンの力だけで彼らを押し上げている訳ではないことは胸に刻んでおきたい。
きっと、そこを履き違えてしまうと、いずれ彼らが何かしら前に進むための決断をしたときに裏切られたと思ってしまうので。
オタクは不変を求めてしまうものだと思っているけど、彼らの勢いに振り落とされそうになった時、せめて足を引っ張る存在にだけはならないようにしたい。
そんな戒め。
※普通に日付間違えてたので修正しました