vacilando’s diary

6つの原石についてとか、いろいろ

SixTONES"Rosy" FNS歌謡祭のパフォーマンス

12月8日、FNS歌謡祭にて"Rosy"の初披露。

ひたすらかっこよく、リピートが止まりませんでしたがパフォーマンスについて気付きがあったので書き記す。

 

前提として、一個人の推測に過ぎないことだけはご理解ください。

 

映像表現として、

右を向く/左を向くには意味がある。

 

右を向くのは、

立場としては弱者・挑戦者などで

与える印象としては未来への希望、挑戦、強い力に抗う、立ち向かうというようなもの。

 

反対に左を向くのは、

立場として強者、勝者などで

与える印象としては過去への対峙、後悔、絶望、敗北などのネガティブなもの。

 

上記を踏まえてFNSでのパフォーマンスを確認すると、

まず左を向いたSixTONESの横顔が並び、一歩下がり、左手にいるものへ構えるような姿勢となる。

そこから歌い出し、「見えなくなる本能」「獰猛で愚蒙な衝動現る」「犠牲をも孕んだカルマ」と自分の中での葛藤や苦悩と思われる歌詞が並ぶ。

続いて「誰かさんがくれた筋書きは捨てて」「悪あがきしましょう」となり、覚悟を決め突き進む意志が表示される。

サビに入り「雁字搦めの運命に問う」「指先で裂く、狼狽えた日の夢の翳りを」自問自答しながらも未来を切り開く姿の比喩とも取れる。

「何度でも何番目でも喜劇となるまで」は振り返らない、立ち止まらない覚悟の強調かな。

 

歌詞の考察になってしまっているけれど、

そして最後、彼らは最初と同じように横並びで、今度は右を向く。

これは過去と向き合い、覚悟を決めて未来のために立ち向かう表現であると言える。

 

SixTONESの2nd Album表題曲として、成長への強い意思を表面したパフォーマンスだとも言えるし、

タイアップとして発表された今作のスパイダーマンの内容をかなり落とし込んで作られたパフォーマンスだったのではなかろうか。

 

興奮しすぎたのでまとめないと気が済まなかった。

今後の音楽番組での披露も楽しみだ。